東京学館船橋高等学校美術工芸科のサイトです

Fine Arts

Tokyo Gakkan Funabashi High School

学習の内容

美術や工芸の基礎や理論を学びながら、多様な価値観や感性を培うことができます。
絵画や彫刻をはじめデザイン、工芸に関する多くの実習、素材の扱い、 パソコンを使っての映像・グラフィックなど、さまざまな造形芸術分野を有機的に学び、 できるだけ多くの素材や技術にふれることが美術工芸科の大きな特色です。
また、自分の興味が深まった分野については、自由に選択してじっくりと取り組める内容になっています。
少人数制で、20数名から7~8名の授業を展開しており、先生と生徒の距離が近いのも魅力のひとつになっています。


(1) モノをつくりだすことに興味があるなら・・・
個人のレベルや興味にあわせて、造形芸術に関する理論や技術を学ぶことができます。
金属、木材、陶、ガラスといった様々な素材を体験したり、油絵、アクリル画、水彩画、日本画など表現の可能性を知ることで、枠にとらわれない創造をめざしてください。


(2) コンピュータを使った表現に興味があるなら・・・
画像編集ソフトの基礎的な操作にはじまり、映像表現を実践的に学びながら、アニメーションや音響効果など、幅広いコンピュータの活用による総合的な芸術表現を行います。グラフィック、イラストレーションなど自分のオリジナリティーの確立をめざしてください。


(3) 美術系大学への進学に興味があるなら・・・
美術系大学受験の基礎を重点的に学習します。
また、各大学、学科の受験内容にあわせた受験対策を実践的に学びます。



専門科目-実習


素描/1年2単位・2年2単位・3年2単位

石膏像や静物などをモチーフとして、素材の質感や形態を的確・緻密にとらえられるよう学習します。美術大学受験にも必要なデッサン力を養います。



構成/1年2単位

色彩構成を中心に、造形的な創造活動の基本となる感性や造形感覚と構成の能力を高めます。また、レタリング技能検定や色彩士検定にも取り組みます。



工芸基礎/1年2単位

さまざまな材料との出逢いをテーマに、素材や道具の効果的な使い方や手順を学び、工芸の基礎的な能力を高めます。具体的には金工・木工・陶芸の3つの分野に取り組みます。



絵画/2年2単位

油彩画の表現方法や技法を中心に、さまざまな表現材料を用いて絵の具などの材料、用具の持つ特性や色彩及び空間など絵画の表現力を養います。



彫刻/2年2単位

彫塑の基礎を中心に立体でモノを表現する力を養います。木彫と塑造を中心に石膏など素材を活かした造形表現に取り組みます。



ビジュアルデザイン/2年2単位

色彩の基礎から文字のデザインやロゴマーク、イラストレーション、マンガまで、視覚伝達表現の基礎を学びます。コンピュータを使った表現や様々な画材を用いた表現に挑戦します。



プロダクトデザイン/1年2単位

製図の基礎を学び、椅子を基本とした家具などをデザインします。模型製作やコンピュータを使った3次元画像表現にも挑戦します。



映像表現/3年2単位

アニメーションをはじめ様々な映像作品の制作をコンピュータの操作を中心に学びます。また、演出効果としての舞台や音響など総合的な芸術分野にも取り組みます。



伝統工芸/2年3単位

金工、木工、陶芸の3つの分野について、伝統的な造形技術や素材の活かし方を学びます。金工では主に鋳金、陶芸ではろくろの技術、木工では家具の製作に取り組みます。




専門科目-選択実習 「課題研究」 3年/2単位


3年生で取り組む「課題研究」は、1・2年で履修した基礎をもとに10のコースを基本にしながら、自分のやりたい分野を選択して総合的な作品制作に取り組む、いわゆる卒業研究としての実習です。大学のゼミのように、それぞれが希望する分野の担当の先生について卒業制作展に向けた作品制作を行います。作品の内容によっては複数のコースにまたがる事も可能です。総合的な学習の時間とリンクさせながらじっくりと取り組んでゆきます。
イラストレーション・まんが

オリジナルキャラクターや絵本など、イラストレーション作品、ストーリーや4コマ漫画、キャラクターグッズなどの制作に取り組みます。

グラフィックデザイン

広告デザインや雑誌の編集デザイン、マークやロゴタイプ、webなどのデザインに取り組みます。

絵画

油彩画を中心に様々な絵画技法を選び、独自のテーマにしたがって絵画作品を制作します。

版画・写真

銅版画をはじめ、シルクスクリーンなど様々な版画表現や、デジタル・印画紙を使っての写真など幅広い表現に取り組みます。

CG・アニメーション

コンピュータを使っての映像作品制作です。

彫刻

塑像、石膏、プラスチック樹脂、金属、木材、石など様々な材料を使って立体造形作品に取り組みます。

プロダクトデザイン

生活の中で使用される様々なモノのデザインを考え、模型などを制作して提案してゆきます。

金工・ガラス

シルバーアクセサリーをはじめ、錫などの合金での鋳造、ステンドグラス、バーナーワークによるガラス作品の制作などを学びます。

木工

様々な木材の特性をいかして家具などを製作します。

陶芸

ろくろ、練り、ガス窯を使っての焼成実習など、伝統的な工芸品としての陶芸の魅力に迫ります。


検定試験・取得できる資格


レタリング技能検定

文字のデザインの基礎として代表的なフォント(書体)を中心に印刷やグラフィックに関する知識と実技の検定です。1年生では全員が3級にチャレンジします。
6月実施。



色彩士検定

明度、彩度、色相など色彩に関する基礎からカラーコーディネートに関する知識などの検定です。受験は希望者のみです。
1月実施。

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